ushidayの日記

主に「IBMi」のメモに・・・

DB2 for i copy to DB2 LUW

DB2 for iからDB2 LUWへデータコピーをしたかったので、phpで作った。
処理自体は、簡単なものでスキーマ名とテーブル名をのfrom toを受け取って、DELETE and INSERTするだけ。
CREATE TABLEは既にされているという前提で...

<?php

//Db2 for i
$db2I = Zend_Db::factory($conf);

//SQL
$select = $db2I->select()
              ->from($schema . '.' . $table);
$stmt = $db2I->query($select) ;
$fromRows = $stmt->fetchAll();

//DB2 LUW

$db2LUW = Zend_Db::factory($conf2);

//削除
$count = $db2LUW->delete($schema . '.' . $table);

//追加
foreach ($fromRows as $row ) {
    $db2LUW->insert($schema . '.' . $table, $row);
}

?>

これを、Windows版 Zend Serverで動かすと、DB2 LUWにデータは書かれるのだけど、Zend Server for i上で動かすと、LUW側のコネクションも、IPアドレスやポートは、無視されて、自己参照してしまう。
今回のケースは、たまたまiもLUWもデータベース名、ユーザ、パスワード全てが、両方で同じだったので、自己参照をしたという結果になった。
DB2のドライバが違うんだろうね。確かに接続パラメータも違うしね。

と言うことは、「iの方でDRDA使えば更新出来んじゃね?」と言うことは容易に想像がつくのだが...「'分散データベースの接続の試みで認可が正常に実行されません。 SQLCODE=-30082」であっさり駄目だった。

とりあえず、Windows鯖をかまして、バッチコピーは出来たから良いか。(  ̄σ・・  ̄ )ホジ

DB2トランザクション・ログがフル (SQL0964C)

IBM i上のDB2から、Windows上のDB2 Express Cにデータをコピーする際に、あるテーブルの全レコードを"DELETE"したら、たまたま件数が多かった(12万件程度)のもあって、「SQL0964C データベースのトランザクション・ログがいっぱいです。 SQLSTATE=57011」というエラーが返された。
対象法として、

  1. トランザクションを細かくする
  2. ログ容量を増やす

が有る。「1」の方法はコピーを作る上では面倒なので、「2」のログサイズを増やしておいた。増やし方は以下の通り。

    • 「コントロールセンター」を開き、該当するデータベースを右クリック。
    • 「データベース・ロギングの構成」を選ぶ。
    • 「ロギング・サイズ」の項目で、”1次ログ・ファイルの数”、”2次ログ・ファイルの数”、”各ログ・ファイルのサイズ”のページ数(ページ当たり4K)を増やす。
    • 増やした後は、データベースを再起動する。
      • 1次ログ・ファイル(初期値13)・・・データベース起動時に確保される。ログファイル。
      • 2次ログ・ファイル(初期値4?)・・・1次ログで不足した際に、1つずつ確保されるログファイル。
      • ファイルサイズ(初期値1024)・・・ログファイルのページ数(1ページ4K)

2次ファイルを多用するとパフォーマンス的には、1次ファイルより悪い。

db2 get db cfg for | grep LOG」でコマンドラインでも確認可能

Zend StudioでZFプロジェクトが作成出来なくなった

ある日、Zend Studioで「Zend Framewrokプロジェクト」を新規作成しても中身が空っぽだった。
コマンドラインから「zf show version」を実行すると以下のスタック

C:\Program Files\Zend\Zend Studio i5 - 7.2.1\plugins\org.zend.php.framework.resource_7.2.0.v20100324-1300\resources\ZendFramework-1\bin>zf show version

Warning: include_once(NetBeansCommandsProvider.php): failed to open stream: No such file or directory in C:\Program Files\Zend\ZendServer\share\ZendFramework\ZendFramework-1.10.6\library\Zend\Loader.php on line 146

Warning: include_once(): Failed opening 'NetBeansCommandsProvider.php' for inclusion ....

「NetBeansCommandsProvider.php」が見つからないと...。はて?そう言えば、NetBeansで、Zend Frameworkのプロバイダ登録したのを思い出した。
~/.zf.iniを確かめると以下の通り

php.includepath = "...."
basicloader.classes.0 = "NetBeansCommandsProvider"

あーこれだ。
「NetBeansCommandsProvider」を削除にするか、「%ZEND_STUDIO_HOME%\plugins\org.zend.php.debug.debugger.win32.x86_5.3.7.v20100625\resources\php5\php.ini」の”include_path”に「C:\Program Files\NetBeans\7.0\php\zend」を追加してパスを通すかで対応した。

SQLRPGプリコンパイラの不思議

久々に備忘録。

滅多なことでは、SQLRPGを使わないのですが、少しハマったので備忘録を。

例えばこんな感じのD仕様書で

D result          DS                  dim(ITEM_Row_Max)               
D                                     LIKEREC(ITEMR :*INPUT)                  

こんな感じのC仕様書だった場合

exec SQL set Result sets Array :result  for :count Rows  ; 

CRTSQLRPGIを実行すると、SQLのプリコンパイルで以下のようなエラー

SQL5011  30     108   桁  60  ホスト構造配列 RESULT が定義されていないか,または使用できない。

LIKERECをEXTNAMEで外部参照しても同じ結果です。


以下は、V5R4 ILE-RPG解説書のLIKERECから引用。

LIKEREC は、2 番目の任意指定パラメーターを使用できます。このパラメーターはレコードのどのフィールドをデータ構造に入れるかを指定します。これには以下のものが含まれます。

    • *ALL 外部レコードのすべてのフィールドが抜き出されます。
    • *INPUT すべての入力可能フィールドが抜き出されます。(これはデフォルトです。)
    • *OUTPUT すべての出力可能フィールドが抜き出されます。
    • *KEY キー・フィールドが、キーがDDS のK 指定に定義されている順番に抜き出されます。



上記によるとデフォルトは「*INPUT」との事。
自分の認識「READ/UPDATE = *INPUT」「WRITE = *OUTPUT」「KLIST = *KEY」*ALLは使わない。
こんな感じです。でも不思議とD仕様書を以下の様に、LIKERECの第二引数を省略するとSQLのプリコンパイルが出きるんですよ。これって何?確かにINPUTもするし、Result SetsでOUTもするけど、その関係で...?でも省略は*INPUTのハズ。どうにも解らない。誰か詳しい人教えて下さい。

D result          DS                  dim(ITEM_Row_Max)               
D                                     LIKEREC(ITEMR)                  

db2cli.iniじゃなくて構成アシスタントで出来る

以前書いたこの記事で、トランザクション分離レベルの指定をdb2cli.iniでなんて書いてあったのですが、構成アシスタントの「CLI設定」で簡単に出来たので今更ながら補足です。

  • 構成アシスタントを開く
  • 設定したいインスタンスの横を右クリックで「CLI設定」を選択

  • 設定タブを選択

  • <追加>ボタンをクリック
  • 一覧から「TXNIsolation」パラメータを選択

  • 適宜分離レベルを選択
  • <適用>ボタンをクリック

以上です。簡単ですね。

今年のShizuDevはJavaScriptで行きます

久々のブログ更新です。
今年のShizuDev(静岡Developers勉強会)は、JavaScriptの読書会を行います。
栄えある第1回は、富士のコミュニティFで開催です。自分は今回も"つけナポリタン"の店を開拓しますw。
課題図書は『JavaScript: The Good Parts』です。普段JavaScriptのキモを抑えずに、使ってしまっている自分がいたりします。(まぁそんなに使ってはいないのですが...。:-P)
今ホットなHTML5などにも繋がるので、初心にかえりJSを学び直す、良い機会かと思います。
相変わらずスピーカーは、参加者で持ち回りですが、自分を含めよく解っていない人も、結構いたりするので、気軽に参加して下さい。
積極的にスピーカーをやって頂くというのもモチロン大歓迎です。
ぜひShizuDevグループにもご参加下さい。→ 静岡Developers勉強会 Google グループ

JavaScript: The Good Parts ―「良いパーツ」によるベストプラクティス

JavaScript: The Good Parts ―「良いパーツ」によるベストプラクティス

開催要項

  • 日 時 : 2011年2月12日(土) 13:00〜17:30
  • 場 所 :富士市民活動センター・コミュニティF ( http://com-f.net/index.html )
  • 地 図 : http://goo.gl/maps/LUkv
  • 定 員 : 15名
  • 費 用 : 1,000円 (学生・未成年無料)
  • 持ち物 : パソコン、課題図書
  • 課題図書: JavaScript: The Good Parts (ISBN-10: 4873113911)※各自事前購入
  • 環境  : JavaScriptのコーディング用エディタ及び動作確認用webブラウザ
  • 範 囲 : 1〜3章
  • 担 当 : おおかわさん
  • 懇親会 : 会場未定 18:00〜 (※締切は開催日前日の17:00迄)
  • 懇親会費: 一般 4,000 円、学生・未成年 2,000 円 程度の予定
  • 申し込み: http://bit.ly/ShizuDevJS01Entry

主な交通手段

  • JR・吉原→岳南鉄道(5分程度)→吉原本町
  • JR・富士駅→バス→吉原中央駅
  • JR新幹線・新富士駅→バス→吉原中央駅

Haskell読書会を振り返って

一年に渡るShizuoka Developpers勉強会のHaskell読書会が、先週の土曜日に最終章を迎えました。
新たな仲間が出来、Haskellという新たな言語に出会い、一年を振り返ると、感慨深いものがあります。
運営にあたっては、自分の力不足を、勉強会メンバーに助けられた事も多々あり、この場を借りお礼をさせて頂きます。
来年度は、Java Scriptの読書会を行う事になりました。もしかしたら?台湾合宿?何て話も出たりw。課題図書は、Java Script Good Partsです。
来年のShizuDevも、初心者でも全然オッケーな、気軽に楽しめる勉強会を目指して行きたいと思っています。
サイトのリニューアルや新たなグループの立ち上げも年内には準備する予定です。
来年もShizuDev宜しくお願いします。